《随時更新中》夏に読みたい本をまとめました

「衝撃のラスト」とか言わないで! 本のキャッチコピーに物を申したい!

本のコト
喋々しいキャッチコピー
  • 衝撃のラスト
  • 予想もつかないどんでん返し
  • 最後の2ページですべてが変わる

本屋の平台にはそんなコピーの書かれた本が所狭しと並べてある。

そう言われると、やっぱり読まずにはいられなくなる。

そして読み終えていつも思う――、

ほら、大げさに言ったせいで、衝撃でも何でもないラストになったじゃないか!

「全米が泣いた」はよっぽどマシだ

これはよくネタにされるキャッチコピーだが、「衝撃のラスト」に比べればよっぽどマシである。

と言うのも「全米が泣いた」と言われたところで、本の醍醐味は奪われない。

しかし――、
「衝撃のラスト」系コピーは本の醍醐味を奪ってしまうのである。

衝撃のラストが待ち構えてるんだろう、と思いながら読んだ本で、本当に衝撃のラストが訪れたことはありますか?

ないですよね、そりゃ、そうですよ。

だって勝手にハードルを上げているんですもの……。

何も知らずに読めば、きっと衝撃の読書になったのに……。

だが、どうすればいいのだろうか。

確かにそのコピーを読んで本を買うこともしばしあるので、そのコピーでなければ買わなかった可能性も同じくらいある。

しかし衝撃のラストを売りにしている小説を、衝撃のラスト抜きに売るのは難しい。
そして大げさに書いたほうが売れるってこともわかっている。

――それはもちろんわかっているのだが。

例えば、
「衝撃のラスト」と謳われた本が何事なく起伏なく終わるのであれば、それは「衝撃のラスト」だったと絶賛するのだが、同じくらい批判する人もいるだろう。

そういった意味で、楽しめた本は『〇〇〇〇〇〇』(名前書かずアマゾンのリンクだけを貼るので、読みたい人は読んでみてください。少しでも面白さを半減したくない人は、見ずに、偶然の出会いに期待してください)だ。
もちろんここでどのように面白かったかは書かないが――、こう書いただけで、もうすでに面白さは少し半減しているのかもしれない。

――難しい。

本当であれば、その本と出会わせてくれたコピーに感謝しなければいけない。

それはわかっている。
わかっているのだが……!

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