《随時更新中》夏に読みたい本をまとめました

ひっそりと消えた神の名残り『神様の御用人3』で神社、神様の勉強を楽しくしませんか?(第3巻の感想)

本の感想

【書評】浅葉なつの『神様の御用人3』を読んで思ったこと(神様まとめ)

▼第1巻の感想はこちら

御朱印ブームの今、『神様の御用人』で神社、神様の勉強を楽しくしませんか?(第1巻の感想)
浅葉なつが書いた『神様の御用人』。神様たちの御用を聞いて回る人間ー“御用人”。ある日突然、狐神からその役目を命じられたフリーターの良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり…!?特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が、秘めたる願いを持った神様たちにできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。モフモフの狐神・黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!。

▼第2巻の感想はこちら

良彦と黄金との再会! 『神様の御用人2』で神社、神様の勉強を楽しくしませんか?(第2巻の感想)
浅葉なつが書いた『神様の御用人2』。名湯探しに家探し、井戸からの脱出の手伝いに、極めつけは夫の浮気癖を治してほしい!?御用人となった良彦に今回も神様からの様々な無理難題が言いつけられる。手のひらに載るほどの小さな神様から、出雲のあの神様の妻まで、神様の神様らしからぬ悩みの数々に頭を抱えるなか、良彦は不思議な少女・穂乃香に出会う。誰にも言えない秘密を胸に秘めた彼女と、神様の関係とはいったいー?フリーター御用人・良彦とモフモフの狐神・黄金の神様助っ人(パシリ)物語第二弾!

大人気『神様の御用人』の第3巻!

あらすじと概要は1巻からどうぞ。

御朱印ブームの今、『神様の御用人』で神社、神様の勉強を楽しくしませんか?(第1巻の感想)
浅葉なつが書いた『神様の御用人』。神様たちの御用を聞いて回る人間ー“御用人”。ある日突然、狐神からその役目を命じられたフリーターの良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり…!?特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が、秘めたる願いを持った神様たちにできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。モフモフの狐神・黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!。

『神様の御用人3』を読んで思うこと

『神様の御用人』を読んでいると色々と思うところがある。

1巻読んだあとには、
今まで神様に礼を尽くさず、自らの欲望だけを伝えてきたことに反省した。

神様は色々なところに宿るので、色々なもの・ことを丁寧に扱うと心に誓った――が、実行できているかどうかは疑問が残る。

まあ、自分に甘い私は、そういう風に思えただけで良しとすることにした。

本書は読むたびに新しい発見があるのだが、今回3巻を読み、昔から受け継がれていたものが、ひっそりと消滅していることを知り、ショックを受けた。

「思えばここは、我が子孫である小千命により築かれ、小千の名は、越智という土地の名にもなったが、今は市町村合併とやらで、群としての名は消えてしもうた。時が経つにつれ、忘れられていくだろうよ」

例えば、ある大きな神社が火災でなくなったなど――、最近ではノートルダム大聖堂が火災で被害を被ったが、そういうニュースを聞くと悲しくなる。

昔から受け継がれていたものがなくなることはとても悲しく、もったいない気持ちになる。

それがまさか自分の知らないところで、日常的に行われていることに驚いた。

確かに、最近は市町村の合併が盛んで、限界集落はどんどんと飲み込まれていく。

そこの名前に、そして失われた行事にも神様は宿っていたという当然のことにいまさら気が付き、愕然とする。

そして、それを知らずに、ただの合併という文字だけを聞き流していたことに。

だからと言ってどうすることもできない。
朽ちるものは朽ちるし、消えるものは消えていく。

ただ、そこに意味があったってこと考えるだけで、少しは変わるんじゃないかなあ、と思ってみたりもする。

登場する神様たちのまとめ

個性豊かな神様たちと無理難題
  1. 天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)
    弟の暴挙に怒り、洞窟の中に引きこもった天照大御神のために神衣を織った神様なのだが、古事記には登場せず、そのことを少し根に持っている。
    ☆自分のセンスを認めてくれる人を探し出してほしい。
  2. 大山祇の稲の精(おおやまづみのいねのせい)
    大山積神の眷属。
    豊作を祈る神事として「一人角力」が行われ、稲の精が勝つことで、その年の豊作が約束されていた。しかし毎度勝ち続ける相撲に飽きてしまい……?
    ☆本気で角力取り、負かしてほしい。
  3. 高龗神(たかおかみのかみ)
    生き物に欠かせぬ水を守っている水神。貴船の奥宮にある龍穴という、大地の気が噴出する場所を守る役目も持っている。
    ☆長く尽くしてくれた一族に預けた柄杓を探し出してほしい。
  4. 田道間守命(たじまもりのみこと)
    お菓子の神様。
    大王から非時香木実(現代で言う蜜柑のようなもの)を探してこいと言われ、無事探し出し持ち帰ったことが称えられ神様と祀られるようになった。
    ☆この手でお菓子作ってみたい
疎水
疎水

では、いざ4巻へ!

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