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【書評】懸命に自分を探す青春時代を思い返して『さよならクリームソーダ』額賀澪

本の感想 本の感想

こんにちは、本日は額賀澪さよならクリームソーダを紹介させていただきます。

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こんな人におすすめ

  • 青春を感じたいひと
  • 夏の暑さを思い出したいひと
  • 大学時代を思い返したいひと

さよならクリームソーダを読んで

耳から入り込んでくる水の音が、まるで自分の血の流れる音のように聞こえた

懸命に自分を探す青春時代

物語は友親(主人公)が花房美術大学へ入学して、柚木若菜という男と出会ったところから始まる。
家族という影を抱えた友親は、どこか浮き世離れした若菜さんに惹かれていく。
しかしその若菜さんの表情はあくまでも表面的なものであって、彼にもそうなるべく過去があった。

彼らの学園生活が語られていくなかで、時折、若菜さんの過去が挿まれる。それは物語が終盤に進んでいくに連れて、徐々に、読み手にとっての大きな不安要素となっていくのだ。

どこか青春の匂いがするが、またどこかで、少しダークな香りがする。
誰もが抱える闇を無視しない、青春という言葉で隠さない――、
青春と言う強すぎる光によって、ないように騙された影が、ここにはくっきりと描かれている。

タイトルの「さよなら、クリームソーダ」からもわかるように、青春作品だが、そこはさすがに24歳で松本清張賞を受賞しただけあって、一筋縄ではいかない作品だった。

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どうでしたか?
たまに無性に読みたくなる青春小説。
そんな時はぜひ読んでみてください。

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