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映画『HELLO WORLD』の脚本を担当した野崎まどが書いた原作小説の感想は?

本の感想
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原作小説はあくまでも映画の補完なので、2つあわせて楽しもう

「HELLO WORLD」

この言葉はプログラミングで、多くのひとが最初に扱う言葉になる。

そんな言葉をタイトルにした本作は、やっぱりプログラミングチックな小説だった。

あらすじ

閉鎖的で、読書好き、休み時間は読書に勤しむ、そんな少年のもとにある日男が訪れた。

男は10年後の少年で、少年が生きるここは記録世界だと告げる。

男が言うには、

少年はクラスにいるとある少女と付き合い、初めてのデートで、少女は落雷にあい亡くなる。

男はそれを救いにきたということ。

ただ、男がきたことで過去は改ざんされ、今後どういう展開になるかわからないとのこと。

つまり少年は少女と付き合えない可能性もある。
ただその可能性に対し、男は完璧なマニュアルを持っていた。

それは当時の男のすごし方を書いたノートだった。
それ通りに少年がものごとを進めれば、少年は少女と付き合うことができる。

あとは少女を救うだけで良いはずだったのだが、物語は思わぬ展開を見せ始める。

原作小説だけでは肩透かしを食らうかもしれない

映画が気になっていたので、先に原作を読み、映画を見に行くか行かないか決めようと思った。

だが、結果はよくわからなくなった。
つまり保留。

小説としては正直、そこまでひかれる作品ではない。
SFにしては書き込みが足りない気がするし、せっかく京都が舞台なのに、その雰囲気も書ききれていない気がする。

登場人物たちもみんな思いを叫んでいるだけで、ただただ作り上げられたキャラクターに思えた。

そんなことを思いながら他の人の感想を探していると、誰もが映画から入っている。

そして映画の補完的な小説と言っていた。

なるほど、もしかするとそうなのかもしれない。

SF作品は映像的に映える。
さらに思いを叫ぶ人物も映像的に映える。

つまり映画映えするお話。

そしてまあ、細かいストーリーは小説を読んでください。
という感じなのかもしれない。

あくまでも映画の脚本として書いた作品を、まんま原作にしましたといった具合なのかもしれない。

そうなると、映画を見に行くまで評価は保留ということになるだろう。

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さらに本作の補完的小説も登場!

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