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【選書】絶対にハズレない4つの本の選び方

本のコト 本のコト

こんにちは。
読書家にとって最も恐れるべきは読む本がなくなることですよね。

  • カバンには読みかけの本と予備の未読本1冊
  • 積読本は○冊以上あるようにする

――なんて、ルールを決めている読書家の方も多いでしょう。
「本は麻薬だ!」とまでは云いませんが、本がないときの不安感は尋常じゃありません。
そのため、月に結構なお金を本に費やすのですが、平々凡々な会社員に取って、それは簡単なことじゃありません。

「面白い本をだけを読みたい。ツマラナイ本なんてお金の無駄でしかない」と思うのはワガママでしょうか?
もしワガママだと思うようでしたら、「貧乏人だなあ」と笑って許してください。

はてさて、皆さんはどのようにして「面白い本」に辿り着いていますか?

前述の通り貧乏人の私は、失敗したくないという思いから「作家買い」をしていました。
しかしいくら才能に満ち溢れる作家といえど、やはり人間ですので、「またこんな感じか……」と思うことがしばしありました。

そこで私はできる限り失敗しない選書方法を考えました。それを実践することで、イレギュラーなことがない限り(たまに好きじゃない作家に挑戦したくなる)「ハズレた!」と大声を出すような失敗をしなくなりました。

もし先ほどの思いに共感してくださった方がいましたら、私の選書術を試してみてください。

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失敗しない4つの選書方法

作家買い」「ジャケット買い」「あらすじ買い」は当然の方法であり、確率がよろしくない気がするので、除外しました。

出版社で選ぶ

これは正直感覚の問題なのだが、本を読んでいるうちに、出版社の特色のようなものを理解するようになる。
例えば、私は「河出文庫」「中公文庫」「岩波文庫」「ちくま文庫」をよく買うのだが、

河出文庫→勢いのある文学作品が強い。
中公文庫→ニッチな作品が多いイメージ。「旧かな」作品も出してくれるのでありがたい。
岩波文庫→一般教養として読んでいて間違いがない。
ちくま文庫→おもしろ復刻作品が多く、掘り出し作家を見つけられる。
と云ったように理解している。その他にも、
講談社文庫→大衆小説
新潮文庫→名作からキャラ小説まで幅広い。
――etc

ただこれは本当に感覚なので、そのヒト次第であるが、本を読んでいれば好きな出版社ができてくる。
読む本に迷ったら、読みたい本の傾向を考え、そのイメージにあった出版社の棚に向かえば良い。

文学賞で選ぶ

これは出版社と似ているが、もっとピンポイントである。

多くの出版社はそれぞれ、自前の文学賞を設立している。
有名なところで云えば、文藝春秋の「芥川賞」「直木賞」である。

これもまたそれぞれ特徴がある。
それと云うのも選考委員である読み手が毎年同じである確率が高いからである。

個人的なおすすめ文学賞はこちら

純文学
読売文学賞/芸術選奨/谷崎潤一郎賞/泉鏡花文学賞/川端康成文学賞/芥川龍之介賞/文藝賞/太宰治賞

大衆小説
直木三十五賞/小説すばる新人賞

それぞれ特徴があるので2冊ずつくらい読んでお気に入りの文学賞を見つけてほしい。
そうすれば毎年1冊、お気に入りの作品を作ることができるかもしれない。

好きな小説家の好きな本

あるいは自分が好きな小説家のことを、好きな小説家が書いた作品。
なんか複雑でゴメンナサイ。
ただこれもハズレない。

作家が好きな作品をあげるパターンとして2つのことが考えられる。

  1. 自分の書きたい小説の理想の形
  2. 好きだか自分にはかけない物語

このパターンを聞くだけで期待が持てる。

私は内田百閒が好きなのだが、内田百間を好きな作家として森見登美彦を知った。
するとやっぱり森見登美彦も面白かった。

好きな小説の解説を書いている作家作品

本には他の小説家が書いた解説ページがある時がある。

依頼されて書くっていうビジネスではあるが、解説に書くくらいであるからある程度、本と親和性のある作家でなければいけない。

例えば青春小説の解説は青春小説で名高い小説が書く可能性が、有名なホラー作家が書く可能性よりも当然高い。

うろ覚えな記憶ではあるが、あさのあつこの小説に佐藤多佳子が解説をしていたり、森絵都が解説をしていたり(間違っていたらごめんなさい)とある程度似通った作風の人たちが集まっている。

私の好きな作家である、小川洋子堀江敏幸吉田篤弘はそれぞれの本の解説で知った気がする(これも記憶が曖昧だが)

本と〇〇

例えば、「本と夏」「本と京都」などである。これは本を読むだけでなく、そこに付加価値が生まれる。

と云うのも私は旅行に行く前に、旅行先が舞台になった小説を読むようにしている。
修善寺に行くのであれば、岡本綺堂の「修禅寺物語」を読むし、浄蓮の滝に行くのであれば、川端康成の「伊豆の踊子」を読む。

するとどうなるかと云うと、旅行が楽しみになり、旅行先で更に楽しめるのである。
「あ、ココ。小説にも出てきた」というように。

さらに季節に合わせてた本を読むのもおすすめである。
例えば夏には夏の本を読もうとか。
すると無限のようにある本の海からある程度の本が浮かび上がってくるのである。

私は夏にマイクル・コニイの「ハローサマー、グッドバイ」に出逢った。この本は夏という季節と結びつき、きっとうだるような暑い夏が来るたびにこの本を思い出すに違いない。

何かと本をかけ合わせて読むことで、本を見つけやすくするだけでなく、より印象深い読書体験をすることができるのである。


いかがでしたか?
これらの方法を用いて、膨大な本の海の中から、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

もしよろしければ、「本と〇〇」で紹介したような選書の仕方として、節分におすすめの本を書いていますので、読んでみてください。

【季節本】節分に読みたい本はこちら!
積読本を消化し切りそうで、不安になっていませんか? そんな時は季節にあった本を読むのがおすすめです。今回は節分にぴったりの本を紹介します。

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