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【作家別おすすめ】森見登美彦の個人的おすすめ小説ランキング

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疎水
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『モリミー』という愛称で人気を博してい森見登美彦さん。
今回はそんな彼のおすすめ作品をランキングという形で紹介させていただきました。
さらに森見登美彦さんが好きな人にぜひ読んで欲しい本もあるので、そちらもよろしければどうぞ!

森見登美彦の個人的おすすめ小説ランキング

森見登美彦さんとは?

2003年、在学中に執筆した『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞して、小説家デビュー。2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、第4回本屋大賞(2位)などを受賞。しばらくは国立国会図書館職員との兼業作家として執筆活動を続けていた[3]。やがて国会図書館を退職して専業作家となるが、連載を抱えすぎて行き詰まり、2011年8月にすべてを休載して故郷の奈良に帰る。その後、1〜2年のペースで単行本化されていなかった作品や中断していた作品を大幅に書き直しながら刊行した。2018年11月刊行の『熱帯』は3回目の直木賞候補作となった。本人は『熱帯』の完成をもって2011年の全休載の後始末は終了したとしている。
2006年には会社の枠を超えた書店員有志による応援団「まなみ組」が結成されており、独自の販売促進が行われている。オリジナルの販促グッズ等が用意され、フリーペーパー(『夜は短し歩けよ乙女』、『【新釈】走れメロス 他四篇』:まなみ組加入書店員の勤務書店店頭にて無料配布、非売)も発行されている。

公式ブログ

この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
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こちらでは森見登美彦さんの最新情報や『おすすめ本』などが紹介されていますので、ぜひ訪れてみてください。

ランキング

第3位まではランキングにしましたが、あまりにもおすすめ作品が多いので、それ以降は順不同(◎)ということにさせていただきました。

疎水
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それでは、どうぞ!

1:きつねのはなし (新潮文庫)

森見登美彦の作品は「阿呆な大学生」が京都を舞台に妄想を最大限に発揮させて、暴れまわるというイメージがあるのだが、本作は全く毛色が違う。
舞台は京都なのだが、学生街としての京都でもなく、観光地としての京都でもない。
作中に登場する京都は長い歴史が土地に染み込み、ふとした瞬間に飲み込まれそうになる不安定で少し恐ろしさを感じる京都だ。

全体的にもやがかかり、足を踏み外せばもう戻って来れられないんじゃないかと思える世界が広がる。
これぞ「ジャパニーズホラー」だ。

「知り合いから妙なケモノをもらってね」籠の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝"を持った女が現れて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は? 底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。
2:有頂天家族 (幻冬舎文庫)

人間世界で暴れまわる、狸と天狗。
「面白きことは良きことなり!」を合言葉に主人公の矢三郎は古都 京都を走り抜ける。
本作の魅力はなんといって狸が可愛い。
そして矢三郎がかっこいい。
普段を尻をぬくぬくと温めているだけなのだが、いざとなると柔らかい頭で兄弟のために必死に戦う。
(狸の)家族愛を感じられる1作!

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー。
3:四畳半神話大系 (角川文庫)

これぞ、森見登美彦!
馬鹿で阿呆で理屈的で、そうして阿呆(2度目)!
京都に棲んでいるという「阿呆な学生」。
バラ色のキャンパスライフを望んで大学進学をした主人公は、バラ色とは程遠い「大学生活」を送ることに。
いたずらや恋愛に、悪友の「小津」。
バラ色じゃないかもしれないけれど、こんな青春送りたかったと思わせる1作!

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
◎宵山万華鏡 (集英社文庫)

貞観年間(9世紀)から続く、京都の祇園祭。
その熱気が詰まった作品や、すーっと寒気をもたらす作品が収録された短編集。
これを読めば、森見登美彦ワールドを知ることができる。
阿呆な人たちや、全身の毛が一本立ちするような怪談が収録された1作。

一風変わった友人と祇園祭に出かけた「俺」は“宵山法度違反”を犯し、屈強な男たちに捕らわれてしまう。次々と現れる異形の者たちが崇める「宵山様」とは?(「宵山金魚」)目が覚めると、また宵山の朝。男はこの繰り返しから抜け出せるのか?(「宵山迷路」)祇園祭宵山の一日を舞台に不思議な事件が交錯する。幻想と現実が入り乱れる森見ワールドの真骨頂、万華鏡のように多彩な連作短篇集。
◎夜行

これは森見登美彦の集大成だ。
作家デビュー10周年企画作品 2作目で、旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
この作品を手に聖地巡礼をしたい。

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。
十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。
夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。
私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』『きつねのはなし』代表作すべてのエッセンスを昇華させた、森見ワールド最新作!旅先で出会う謎の連作絵画「夜行」。この十年、僕らは誰ひとり彼女を忘れられなかった。

◎聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

同じく作家デビュー10周年企画作品 1作目。
2014年本屋大賞ノミネート作!
みんなで選ぶ第2回 京都本屋大賞受賞作!
数々の賞に輝く本作はの主人公は『何もしない』。
『何もしない』で流れに任せるだけで物語は進んでいく。
『何もしない』を固く誓った主人公だが、物語の流れには逆らうことができず(そもそも逆らおうともしていないのだが)。
一風変わった主人公が祇園祭で躍動する?

社会人2年目の小和田君は仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをする地味な生活。
ある朝目覚めると、小学校の校庭でぐるぐる巻きにされ、隣には狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」が立っていて……ここから「充実した土曜日の全貌」が明らかになる--。
著者3年ぶりの長編小説の文庫化!
文庫化に合わせて大幅改稿し、単行本とは違った新たな読み方ができる。
◎太陽の塔 (新潮文庫)

森見登美彦のデビュー作にして、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
「無論だ。彼らは根本的に間違っている。なぜなら我々が間違っていることなどありえないからだ。そして間違いは常に正されねばならん」
この言葉からしてもう、この本のハチャメチャさを物語っている。
自分たちの世界に引きこもって、独り身の主人公は同じく、独り身の友人らと、クリスマスに立ち向かう!
森見登美彦の原点がここに。

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
◎夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

星野源が声優を務めて映画化もした本作。
気になる彼女のもとに偶然を装って出会いを求める主人公。
しかし彼女は「奇遇ですねえ!」とにべもない。そんな彼女を求め京都の町を闊歩する主人公に、珍騒動が頻出する。
京都の行きたくてたまらなくなる1作。

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。
◎総特集 森見登美彦: 作家は机上で冒険する! (文藝別冊)

これを読めば、森見登美彦のファンの1人だ。
ここには森見登美彦のすべてが、書かれている。
ファンなら手に取らない理由がない。

『太陽の塔』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』そして最新作『熱帯』――
唯一無二の小説世界を築き上げてきた森見登美彦、初の総特集!
デビュー15年、創作の秘密に迫る永久保存版。

キュートなSFあり、怪談ありのバラエティ豊かな短篇3作をはじめ、
著者本人による全小説解説エッセイ、カラーグラビアで見る森見登美彦の仕事場、
5万字にわたるインタビュー、事典、年譜等の資料も大充実、全ファン必読の一冊です。

 

森見登美彦好きに『おすすめ』の本

疎水
疎水

いかがでしたか?
さらに森見登美彦さんが好きな方におすすめの本をどうぞ!

モリミーの好きな作家『内田百閒』!

森見登美彦さんは大学時代に内田百閒にはまったと述べている。
そのせいか、随所に内田百閒の影響がみられる。
森見登美彦さんの好きな作品を手に取って、作品の奥深くまで追求してみてはいかがでしょうか?

『きつねのはなし』や『夜行』の雰囲気が好きな方は次の2冊がおすすめ!

冥途/旅順入城式 (岩波文庫) [ 内田百間 ]
楽天ブックス
¥ 918(2019/05/06 23:01時点)

サラサーテの盤 (ちくま文庫) [ 内田百間 ]
楽天ブックス
¥ 1,080(2019/05/06 23:01時点)

 

『四畳半神話大系』や『太陽の塔』の面白さが好きな方は次の2冊がおすすめ!

第一阿房列車 (新潮文庫) [ 内田百間 ]
楽天ブックス
¥ 594(2019/05/06 23:16時点)

百鬼園随筆 (新潮文庫) [ 内田百間 ]
楽天ブックス
¥ 637(2019/05/06 23:16時点)

モリミーの影響が随所に見られる『ランボー怒りの改新』!

こちらの作品は先ほどとは逆に森見登美彦さんの作風を似せているように思われる。
模倣か――、と思われるだろうが、ただの模倣じゃない。
とても面白い模倣なのだ!
森見登美彦さんの言葉を用いて言うのであれば、
「面白きことは良きことなり!」

疎水
疎水

「私の奈良を返してください!
さすがにこれはいかがなものか!
しかし、悔しいが傑作と認めざるを得ない」
と森見登美彦さんが帯で言っていました。

 

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